サーバーエンジニアに求められるもの

最近のIT業界の動向として、開発業務だけでなくインフラに関するエンジニアへの需要も高まっています。顧客のシステムが安定して走るためには、サーバーの環境は重要です。むしろ、安定稼働をさせるためにサーバーなどのインフラがネックになるケースも結構あります。

 

例えば、サーバーへのトラフィックが予想以上に増えた場合に、簡単にシステムダウンしてしまう環境では話になりません。業務内容によっては、故障が起きてもダウンすることだけは避けなければならないケースもあります。トラフィック制御や状態検知などにより、システム上で何とかできる部分もありますが、どうしても小手先の方法となってしまいますので、信頼性あるシステムを構築するには、確実はインフラの構築が欠かせません。

 

インフラの特徴として、インフラ部分はハードウェアと直結することが多いですから、簡単に増強や改修を行いにくいということが挙げられます。そのため、一旦構築したインフラを改修する場合にどうしても影響が大きくなりがちになります。そのため、将来大きな変更の必要がないように、初期の段階で設計を確実にしておく必要があります。つまり、インフラの設計を行う際には、将来の需要をにらみ、ハードのスペックを把握した設計をする必要があるのです。

 

ただ、最近は、最近はオープン系のよるシステムが増えてきているために、サーバーなどのインフラ側のチューニングが必要となるケースも増えてきています。

 

オープン系サーバー化されて設定が柔軟になり、インフラ側でパラメータを変更することでパフォーマンスのチューニングができる範囲も広がっていますから、それぞれのインフラ機器の特性を把握して設定することも求められることが多いです。

 

その際は、ユーザとコミュニケーションを取り、ユーザが求めるものをうまく拾い上げる必要もあります。ユーザに説明して、納得させるためのプレゼンテーションのスキルが求められる場合もあります。

 

この辺りは、開発系と同様、業務の上流寄りになればなるほど、ユーザとの折衝やコミュニケーション力もまた試されるところです。

 

サーバー側については、昨今、技術的な進歩もめまぐるしいものがあります。よく言われるものとしては、仮想化が挙げられます。またセキュリティーへの対処についても多くのことが迫られます。まだまだこうした最新の技術に対応できる技術者は数が足りていません。そのため、十分なスキルを持った技術者はいわば引っ張りだこの状態です。

 

ITエンジニアというと、開発に携わるプログラマー、システムエンジニアがとかく注目を浴びがちですが、縁の下の力持ちとも言えるインフラエンジニアもまた、現代には欠かせないITエンジニアであり、高い需要を誇っているのです。