ネットワーク管理の主流

大規模なネットワークになると、ネットワークの管理が重要になります。ネットワークの役割は必要量のトラフィックをさばくことです。そのためには、

 

・効率的にネットワークを設計して構築すること
・安定したネットワークを保つこと

 

の2つが重要になってきます。

 

さて、ネットワークの管理の業務については最近は大きく2つに分けられます。ルーティング管理とトラフィック管理というものです。

 

トラフィック管理というのは、流れるトラフィック量に応じて設備の増減を行う業務です。

 

一方、ルーティング管理というのはネットワークを流れるトラフィックを適切に管理するというものです。ネットワークに流すことのできるトラフィックには限りがありますので、それを上手く制御するためにルーティング管理が必要となるのです。

 

しかしルーティング管理といっても、大規模なネットワークとなると手作業で管理するわけには行きません。手作業で管理できる範囲を超えていますし、また、ミスの元です。そのため、最近ではネットワーク管理はダイナミックルーティングという方法で取られているのが普通です。

 

その中でよく用いられているのがBGPとOSPFです。特にBGPはインターネットでAS間を接続する標準的なルーティング方式でもあります。ただし、外部ASとBGP接続(e-BGP)をするだけでなく、自分のネットワーク内でもBGPを使用(i-BGP)してルーティング管理することも多くあります。

 

このダイナミックルーティングの理解はネットワーク業界で働く上で最近は必須となりつつありますので、ネットワークエンジニアとして働きたいならぜひ押さえておきたい技術となります。

 

ネットワークを保守するというと、アラームを監視してインシデント発生時に対処をすることが求められますが、その際に、場合によっては即時的にネットワークの構成を変える必要も出てきます。その場合は、ルーティング管理ができるエンジニアが活躍するのです。