COBOLエンジニアの仕事と転職

COBOLはかなり前から使われている言語で、新規でシステムを構築する際にはさすがに今では選択されることはありません。ただし、以前からあるCOBOLのシステムをメンテする際には当然ながらCOBOLが分かるエンジニアが必要になります。

 

COBOLがよく使われていた環境は汎用機です。企業側としても、汎用機は融通が利きにくいのでオープン系の環境にした方が良いとはわかっているのですが、いざシステム移行となると、システム移行をする際に現在走っている業務を止めずに移行するには、莫大な費用が掛かるということや、リスクが高いことから、今でも汎用機COBOLを継続して使用しているところがあるのです。

 

汎用機COBOLを用いているのは、保険会社の業務システムが多いようです。金融系も比較的COBOLはあるのですが、COBOLからオープン系(基本的にJava)への切り替えもドンドンと行われています。この辺りは資金力の差なのかもしれません。

 

さて上記のことを考えると、現在のCOBOLシステムのメンテがある限りはCOBOLエンジニアの需要も継続してあるといえます。COBOL技術者はどうしても年齢が高い人が多いですから、若いCOBOL技術者というのは重宝されます。

 

ただし、この先開発エンジニアとしてやっていくなら、COBOLだけでというのはリスクがあります。ほとんどのシステムはいずれオープン系に移行することは予想されますから、自分でもオープン系の知識を付けていくことが望ましいです。

 

職場でオープン系の現場にスイッチさせてもらうのがベストではありますが、会社での受注内容によってはそれが難しい場合があります。その際は、別の会社に転職をしてオープン系開発に携わることも1つでしょう。

 

オープン系未経験の場合、最初はどうしても給料は下がるでしょう。しかしこれまでのCOBOL経験があれば、給料が上がるのもまた早いはずです。

 

最初は浅い経験者でも入ることができる現場を探すために、転職サイトのコーディネーターに求人の状況を確認するのもよいでしょう。