SE職で大手企業に転職したい

安定した環境を求め、大手の会社に勤めたいと考えるSEは多いと思います。

そもそも、何で大手で働きたいのかという部分について整理してみます。大手で働くことのメリットとしては、次のようなものがあるでしょう。

●長く働くことが出来る
大手の会社は、プロジェクトの上流工程に携わることが多くなります。2次、3次の請負会社に回ってくるのは、上流以降の工程で大手の社員だけだと回らない部分です。下流の工程は、若いうちは経験を積むために必要なことではあるものの、ある程度年齢を重ねたら上流工程に進まなければ、仕事の幅が徐々に狭くなってきます。
●不況に強い
大手の会社というのは、やはり不況に強いです。IT業界の構造として、元請けから1次、2次、3次と請け負う会社がピラミッドのように連なっていくところがありますが、不況になると『景気の調整弁』として人が削減されるのは、大抵、2次や3次のエンジニアです。元請けに近い位置の元請けに近い会社ほど社員は残り、元請け社員だけで業務を回すようになります。
●給与、福利厚生
大手の会社は、プロジェクトの上流を請けることができるだけあり、高い企業体力を有します。企業体力があるということは、給与も高くなりますし、福利厚生も充実します。

大手で働くと上記のようなメリットがあります。もちろん、仕事で何を重視するのかは人それぞれで、仕事のやりがいを重視する人、自分のキャリアアップを重視する人、裁量範囲を重視する人などあると思いますが、安定性という面では大手はかなり魅力です。

『だからこそ大手で働きたい』、というシステムエンジニアも居るわけですが、果たして大手で働くにはどのようなアクションを起こせばよいのでしょうか。

当たり前のことですが、大手企業への入社を狙う人は多いです。そのため、大手企業ではホームページ上で通年採用というものはあまり行っていません。また、仮に行っていたとしても、非常に狭き門です。

大手企業ともなれば、ホームページからたくさんのコンタクトが来ますので、1つ1つ対応しているだけの余裕はありません。そのため、採用については多少お金がかかっても効率的な方法を取るのが一般的です。

それが『転職支援サービス』です。

転職支援サービスというのは、企業からの求人と求職者とのコーディネートを行うサービスです。サービスを提供するのは、専門の会社となります。そうなると、会社運営のためにお金がかかるわけですが、それについては手数料を受取り運営されています。したがって、求職者の方では利用料を支払う必要がなく、一切無料ですべてのサービスを利用できます。

転職支援サービスを通して転職活動を進める場合の大まかな流れは次のとおりです。

・エージェントに求人の希望をあらかじめ伝えておく。
 (もしくは、登録しておく)
    ↓
・希望にあった求人が出たら、エージェントから連絡が入る。
    ↓
・エントリーする/しないを判断しエージェントに伝える。
    ↓
・エージェント経由で企業から書類選考を受ける。
    ↓
・書類選考の結果について、エージェントから連絡が入る。
    ↓
・エージェント経由で面接の日程を決める。
    ↓
・企業と面接を行う。
    ↓
・採用/不採用や条件面の連絡はエージェント経由で行われる。

中間にエージェントが入ることで、応募者にとっても、仕事を探したり企業と調整する手間が省けます。そのため、就業中で忙しいエンジニアほど使って欲しいサービスです。

また、企業にとってもメリットがあります。ホームページや一般の応募受付だと、数多くの応募者があることにより時間や手間がかかってしまいますが、転職支援サービスを使えば、エージェントによりある程度選別され、企業が望むキャリアを持つエンジニアだけの紹介となるからです。

企業が転職支援サービスに払う金額は、エンジニア1名が採用に至るごとにいくらと決まっていますが、決して安い額ではありません。それでも、企業が転職支援サービスを使うというのは、やはりそれだけお金をかけただけあると感じているからでしょう。

望む技術を持った人材の掘り起こしというのは企業にとってそれだけ面倒だということ。ITエンジニアとして自分が持っているスキルと望む企業とのマッチングを重視するなら、まずは転職支援サービスのエージェントに相談してみてはどうでしょうか。