ITエンジニアとして働くうえでも人間関係は重要

SEとして働く場合に最も重要なものの1つに、職場での人間関係が挙げられます。
ITエンジニアというと、人間関係のしがらみから外れ、キッチリ割り切れるコンピュータやプログラムとかかわりあうのみというイメージを抱いている人からすると意外なことかもしれません。

 

むしろ「人間関係のいざこざが嫌なので、技術に没頭できるエンジニアを目指した」という人もいるかもしれませんね。そんな人からすると「え〜!」という気持ちになるかもしれませんね。

 

確かにエンジニアには人間関係が苦手な人が多いです。その証拠に、エンジニアが仕事に就く際には『コミュニケーションは大丈夫か』ということをよく聞かれます。こんな質問は、営業の仕事で聞かれることはないはずです。営業は人間関係を主とする仕事ですから、コミュニケーションが苦手というのはありえないからです。ただ実際問題、コミュニケーションが苦手な営業は一定数居るものですけどね。

 

話を戻し、エンジニアで特にメンバー要員として仕事に就く場合は、確かにコミュニケーションは苦手でもしょうがないと思われている部分はあります。

 

しかし、立場が上がり、SEとして大きなプロジェクトとなると、複数人で協力し合いながらプロジェクトを遂行することがほとんどです。一人ですべてが完結するということはあまりありません。

 

プロジェクト内での自分のポジションにもよりますが、SEとして働く場合は通常上にはリーダーやマネージャーがいます。また時には、自分の下にはプログラマーや構築エンジニアがいることもあります。

 

そうなると、プロマネやリーダーとのコミュニケーションやメンバーとのコミュニケーションは避けて通ることができません。コミュニケーションのとり方を誤ればプロジェクトが大炎上してしまうこともありえます。またそこまで行かなくても、プロジェクト内での人間関係が悪ければ、プロジェクト内はギクシャクし、業務を進めていく上で大きなストレスを感じることになります。

 

そして、プロジェクト内で何があっても、仕事を請ける側としては納期までに納品物を完成させることが最優先です。顧客に言い訳は通用しません。そのため、プロジェクトが終盤になると、たいていのプロジェクトではピリピリしてくるもので、その内でコミュニケーションが良くない人は爪はじきになる、退場となることもしばしばです。

 

結局、ITプロジェクトも人間の集まりである以上、人間関係からは避けては通れません。今は、一介のプログラマーだから人間関係とはあまり縁がなくても、キャリアを積みSEとなった暁には、コミュニケーションはどうしても求められるものなのです。

 

そうであれば、今のうちから、コミュニケーション力を磨き、良好な人間関係を構築するための努力を少しでも良いので始めたほうがよいと思うのです。