多様化している開発エンジニアの契約スタイル

ITの現場では、久しく人手不足の状態が続いています。もっと正確に言えば、ITエンジニアとして働きたい人は多く居るのですが、十分なスキルを持ったエンジニアが少ないということです。

 

そしてその筆頭に挙げられるのが、JavaやPHPに代表されるオープン系言語の開発エンジニアの不足です。

 

オープン系の開発エンジニアは、どこの現場でもまず足りておらず、常に良いPGを探している状態です。ここで言う『良いPG』というのは、設計書があれば自分で実装作業を進めていけるようなレベルのエンジニアを指しています。

 

では、どうしてオープン系の開発エンジニアが不足してしまうのでしょうか。絶対数で言えば、オープン系開発エンジニアの割合は多いです。しかし、ここ数年はそれ以上にJavaや.NETなどによる開発の割合が高いのです。そのため、どの会社も自社にいるプログラマーを手放そうとはしません。

 

結果として、市場に出てくる開発エンジニアの数があまり上がりませんす。開発するプロジェクトの数に対して必要なSEやプログラマーの数が足りていないのですから、足りていないパイを取り合う形になってしまうのです。

 

さて、システムを開発するスタイルとしては最近は「客先常駐型」が多いです。セキュリティー面を考えると、案件の自社持ち帰りは認められず、必然的に客先常駐型で開発というスタイルが特に金融関係では多くなっています。

 

ただしそれだけではなく、SIer社内での開発、すなわち持ち帰り案件の開発も依然としてあります。いわゆる、受託開発ですね。数は少ないですが、受託開発を専門に行っているSIerもまだあります。

 

エンジニアの立場からすると、気心知れた自社の仲間と開発ができる受託開発を希望する人が圧倒的に多いです。まあ当然ですね。ただし、大抵の会社では、受託開発開発だけでなく客先常駐開発での仕事も請けていますから、よほど大きな会社出ない限り、ずっと社内で開発ということはないと思います。

 

客先常駐開発の場合は、足りていないエンジニアをやりくりするのにパートナー会社から必要なエンジニアを用意してもらうこともあります。その場合、請負の形でエンジニアをチーム単位で契約することも有ります。(この辺の契約形態は、IT業界の闇に繋がることも。。。別途説明しようと思います。)

 

いずれもしても、現在は出来るエンジニアの数が足りていないため、さまざまな契約形態によりエンジニアを確保している状態であり、その結果、エンジニア側としても様々な契約形態が可能になっています。